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②遺言信託 [遺言]

遺言信託とは、遺言によって信託を設定することをいいます(信託法3条2項)。
日本では「信託」が一般の人たちに広く行われいるとは言えず馴染みはうすいと思います。(信託銀行もあまり馴染みがないかもしれません。)
実際に遺言信託もあまり行われていないようです。

しかし、信託には信託でなければできないことがあります。

信託は委託者、受託者、受益者によって行われます。委託者が財産を受託者に信託し、財産の管理運用を任せる、受益者はその財産から利益を受けとる関係になります。

遺言信託の可能性はこれから広がっていくのではないかと思います。
例えば、幼い子供たちや年老いた妻を受益者として信託を設定する場合や事業承継の場合に利用することにメリットがあるといわれています。
遺言信託はその可能性、有用性を理解して具体的な利用方法についてあらためて詳しく取り上げてみたいと思います。

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